夏、ある会で四万十町の大正に行った時 食べた『しめ鯖寿司』。
これが こじゃんと 美味しかったので、
店主の スドーさんに、
あたし・・「こりゃ うまい!
鯖と昆布と生姜のバランスが絶品じゃいか!」
と、おせじ抜きで 言うたがよ。
ほいたら、
スドーさん・・「あろば~ 誉めてもろうて おおきに。
これ 食べて・・・!」
と、わざに 持ってきてくれた。
酢飯に鯖を 昆布で巻く。
いたって シンプルじゃけんど、
スドーさん・・「なんちゃ、これが結構微妙に 難しいがよ」
まこと、よく見ると ご飯としめ鯖の間に 生姜が入っちょる。
こういう所に 手間暇かけて 作るけん ひと味違うがじゃろう、、、
『美味しい!』の ひとことで、
わざに 持ってきてくれて、
おまけに キムチのカクテキまで入っちょった。
そう言えば、昨年 韓国へ行った時 一緒で、
アンニョハセヨ ×▲●~□ オソ~セヨ!
と、韓国語ペラペラで、
「韓国人じゃ なかろうか、、、」と、間違えたお方。
スドーさん、ほんまに おおきに。
ちなみに、スドーさんは、
高知県は四万十町大正の『須藤鮮魚店』の女主人。
しめ鯖ご希望の方は、電話0880-27-0106
常時はありませんので、ご予約制。
ま~いっぺん 試してみてや、、、。
wasuke
今年、中村の真ん中にある、
「一條神社」の社殿ができて150年!ということで、
なにかと 記念イベントが行われよる。
ちなみに 写真のチビは 宮司のキミさんの飼い猫。
さてさて、祭り『いちじょこさん』5日後にひかえ、
今夜は てんじんばしで おきゃくの催し。
おっとっと、、、ぎょうさん 来ちょるじゃいか。
アーケード街に びっしりと畳を敷いて、
皿鉢料理で 飲めや 唄えのどんちゃん騒ぎ、、、。
こりゃ たまげた!
なんでも 高知の料亭 濱長の お座敷芸者さんらしい、、、。
芸妓さん・・「土佐芸者は芸妓の魂をもっています。
女を売り物にはせん。
負けてたまるかと一生懸命に芸を磨きながら
凛と生きてきました。
土佐の芸者はそうやって競うてきたのです」
と、いうことで 粋のえい 芸妓さん、早速 お座敷遊び。
ありゃりゃ、、、市長さんも しっかり つかまっちょる。
つがれた お酒を 手拍子にあわせて 飲まんと いかん。
『市長さん♪~ そりゃ~ もう一杯~♪、
そりゃ アンコール~、、、』ってな調子で 終りがない。
結局は 飲みほしたものの、
まじめな市長さん、ヨレヨレに なっちょった。
昔は 祭りの 3日3晩は無礼講で やりきったらしい。
祭り いうたら 地域住民にとって 唯一のごちそうであり、
酒好きが なんぼ飲んでも
誰っちゃに 文句いわれんで飲める 場所じゃったがじゃろう。
つい最近まで そんな ゆるやかな にっぽんがあったのも 確か。
五穀豊穰 家内安全 健康長寿 等々
『いちじょこさん』には 一條神社に行って
お参りすることに 決まっちょる。
夏の四万十も えいけんど 人のおらん冬も えいぜ。
wasuke
一度『会いたい』と思いよった お方。
めったに 人が来ん山奥に、昨年オープンして1年ちょっと、
なんと 来館者10万人突破のホビー館。
宮脇館長が来る、ということででかけて行った。
『創るモノは夜空にきらめく星の数ほど無限にある』
名刺に書かれちょる キャッチコピー。
ミヤワキ館長・・「奇想天外、ヨタヨタ老人軍団をつくりよるがよ」
どうみても、84歳とは思えんほどのパワー。
ミヤワキ館長・・「カッパ館は 老後のための資金で創った。
ほんま、母ちゃんにゃ申し訳ない、、、」
あたし・・「ほいたら 館長にゃ 老後はないということじゃねぇ」
ミヤワキ館長・・「そうなんです、生きてる限り 現役よ!」
84歳の 老人がおっしゃることかえ、、、
ついつい、30分の予定が2時間ほど経ち、
ホビー館の上の『たにんごや』へ、、、
ミヤワキ館長・・「ここのスッピンカレーが うまいでっせ」
ということで カレーをいただくことに。
まこと、ここら辺で 採れたピーマン、ニンジン、カボチャ等々、、
ぎょうさん入った カレーで こじゃんと美味しかった。
おかみさん・・「旬の野菜そのまんま 入れちょるけん
すっぴんカレーながよ」
あたし・・「おかみさんも すっぴんそのままじゃねぇ、、」
おかみさん・・「すっぴんでも まだまだ 十分イケルろう!」
あたし・・「・・・・・」
なんとも 言葉でざったけんど こんな調子で、
人里離れた 山奥に 今日も ぎょうさんの方々が来てくれよる。
ミヤワキ館長・・「まだまだ これからでっせ!
馬之助神社までの4キロを整備して、宿泊施設も造らにゃ、、」
ミヤワキ館長の 奇想天外は まだまだ続きそうで、
多分 館長に老後は こないと思う。
この カッパ館の柱じゃち 真直ぐじゃないがぜ、、。
先程 電話したら、
「歳とると まぶたが垂れてきて 視界が悪うなるので、
まぶたの整形手術します、、、高知で12月やさかい 遊びに来てや」
ということで、 12月の楽しみができたぞ!
wasuke
あたしの故郷の 三原村の一大イベント、
『どぶろく祭り』に行ってきた。
「新米のどぶろく ほしいがよ・・」
と、猿飼のヒサシくんも行くことに、、、。
早速、会場で焼き豚を!
と、そこへ あのデハラユキノリさんがやってきた。
なんでも うちの 宮川営業部長のシンさんの子どもの学校で、
粘土教室を 行ってくれたらしい。
デハラさんといえば 高知出身で フィギアイラストレーターとして、
今や 世界的に有名なお方。
あたし・・「たいちゃ 忙しいろうに、よう来てくれたねぇ・・」
デハラさん・・「なんちゃ、月にいっぺんは 高知へ帰ってきゆう。
酒ばっかり 飲みよりますがね、、、」と 高知弁。
デハラさんといえば 2ケ月前に、
土佐佐賀の『いごてつ』さんの天日塩のパンフレット作製の際、
彼のイラストを 使わせていただいた。
いごてつさん・・「この有名な絵書きは 学生の頃、よう遊びに来て、
たいちゃ 酒を飲みよったがよ」
なんでも、佐賀に親友がおって 直々来よったらしい。
その話しをすると、
デハラさん・・「そうながよ。いごてつさんには お酒の飲み方を
教えてもろうた、、、」
と、いうことで 焼き豚と どぶろくで 一杯。
さすが 高知県人、あっという間に一本 空いた。
実に気さくで ピンクの似合う デハラさんでした。
デハラユキノリさんのHP http://www.dehara.com/
『超一流になる方は 決して 威張らない』
と いわれるけんど 正にそのとおりで これからのご活躍に
ご期待申しあげます。
天のてっぺんす まで透けて見えるような 秋の空。
秋晴れって こういうことなんじゃろう、、、。
wasuke
この時季 そろそろ 山芋じゃねぇ、、、と思いよったら、
ソガ中番頭・・「こりゃ! じねんじょ じゃけんど
おいしいらしいぜ」
あたし・・「おっとっと、たいした芋じゃいか!なんぼ?」
ソガ中番頭・・「K(キロ)1500円
ほんじゃけん この1本で おおよそ 700円くらい」
あたし・・「そりゃ 売れるねぇ」
と いうことで 早速 試食会。
「だしは 鯛ぜ!」のソガ中番頭の 一声で決まり。
あたしも やるときにゃ やるがよ。
「ねばりも 色もなかなか えいじゃいか・・」
鯛のだし汁入れて とにかく するだけ。
あたし・・「えい あんばいに でき上がったねぇ、、」
ということで、、、
ご飯 少々 山芋汁たっぷりで
こじゃんと いただきました。
翌日、猿飼のヒサシくんが、
「われに 珍しいもん 持って来ちゃった」
あたし・・「おおきに おおきに!
このアケビを 子どもの頃、よう食べた」
ヅルヅルっと 頬張ってから、種を出す。
決して 上品なもんじゃないけんど うまいがよ。
山道でおおいかぶさるような 茂みの中で、
この あけびを見つけると みょうな気持ちになった事よ。
『山のあけびは 何見て 開く
下の まつたけ 見て 開く』
なんて いいよったら、
「われ、まつたけ 食うか!」と、イケウチ師匠。
世の中 うまいことになっちょる。
おっとろしや! こりゃたまげた。
あたし・・「ざまに 太い まつたけじゃいか!」
イケウチ師匠・・「おらぁ キノコ類は食わんけん やらぁ」
どればぁ 太いか 分かってちょうだい、、、!
さて、さて、、、どうやって食べようか・・・・
ってな調子で、秋の旬を 贅沢に、
こじゃんと 贅沢に いただきました、、、がよ。
wasuke