米を食べ、米を飲む。
[ どぶろく特区製造 ]
土佐三原どぶろく
濁酒[どぶろく]
醪を濾し取らない、白く濁った酒。
高知県幡多郡三原村。
標高120メートルの台地ならではの気温差があり、美しい水に育まれ、
昔からうまい米の産地として有名です。
どの農家でも山から湧き出る清水をひき、秋には村中が黄金色にあふれます。
米どころの村では何よりかけがえのない宝の米を食べるだけでなく
酒を造って祝い事などに飲んでいました。
その濁酒(どぶろく)の味は近隣でも大評判。
しかし、戦後酒造禁止になり、濁酒は製造できなくなりました。
それから60年。
村は「どぶろく特区」の許可を得て伝統のその味を復活させることができました。
米をつくる農家が、同じ手で酒をつくる。
自分たちが植え、精魂込めて育てた米をじっくり丁寧に時間をかけ、酒にする。
だから、米の、人情の味がする。
これが、私たちの濁酒です。