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太平寺

[歴史・伝統]

太平寺

  南北朝時代の文和年間(1352~56)、海峰性公尼(かいほうしょうこうに)が四国巡礼の
  僧泉巌覚雲の助けにより建てた寺。
  天文年間(1532~55)寺を修復した土佐一條氏3代房基は、非常時難所として土塀に
  3角形の矢狭間を設け軍事的に重視した。

  境内には、堅い石垣を構え江戸初期建立の山門を備えており一隅に大江卓の書である
  「自由の碑」が立っている。
  海峯性公尼と覚雲の座像は室町時代の肖像彫刻の傑作とされ、国の重要文化財に
  指定されている。

  
  重要文化財を観るには、住職さんに声をかける必要があるので事前に電話をしておくことをおすすめします。

 

 〔所在地〕 高知県四万十市右山元町1丁目4-27
 〔電 話〕 0880-34-5155
 〔URL〕http://www.city.shimanto.lg.jp/kanko/spot/meisho/taiheiji.html