大宮いなき米

幡多歴史物語

幡多とその近隣地域には地元の人しか知らない隠れた名所が数多く存在します。
そんな隠れた名所、略して「隠名」を取材班の独断と偏見も交えてご紹介します。
(地元の方の迷惑にならないよう、また安全には十分留意してください。)

新玉神社の樅 ~あらたまじんじゃのもみ~


 「新玉神社」の樅(あらたまじんじゃのもみ)

 

 

  壇ノ浦の戦いで敗れた平家一門・新玉丹後兄弟三人がこの地に流れ住み着き

  津賀の集落を魔神から守ったと伝えられている。

 

  その三人を祀ったのが新玉神社であり

  今もこの樅の木には、丹後の根性が生きていると伝えられている。

  新玉神社の境内にあり、部落共同で崇拝している。

 

 

  昭和63年度に実施された環境庁の巨木調査において

  モミノキの部で全国第1位(幹回り:7.8m)に指定された。

 

 

 

(現地案内板より)

  ①樹齢    300年(推定)

  ②胸高直径  250㎝(推定)

  ③樹高    27.0m(推定)

 

 

 〔所在地〕

  高知県幡多郡四万十市西土佐津賀

  東経132°45′60″ 北緯33°08′05″


※2013年8月27日(火)にもみの木は寿命の為、倒木してもうありません。

2012.08.29 | 四万十市,隠名 

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